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新着楽器と入荷予定のご案内

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新着楽器と入荷予定のご案内

《輸入クラシック オールド》

アルカンヘル・フェルナンデス(1968年 655mm、松、シープレス)
真のマドリッド派を承継する名工の、横裏板にシープレスを使用した クラシックギター。
スペインの製作家の中でも特にその材の選定においてはこだわりを見せていた氏だけに、外観からもその美的センスが十全に感じられる仕上が り。
ギターにおける音楽表現を追求するすべての奏者にとって見過ごすことのできない一本です。アルカンヘル・フェルナンデス Arcangel Fernandez1968
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マルセロ・バルベロ・イーホ(2002年 650mm、松、中南米ローズ)
名 工アルカンヘルの薫陶を受け、マヌエル・ラミレスの伝統を見事に昇華したマドリッドの名工。年を経るごとにその完成度を増し、次代を担う者と期待されてい ましたが、2005年に63歳で亡くなりました。ギター製作界においては夭折とさえ言えるその死が惜しまれ、その後もますます評価と人気が高まっている作 家となっています。
弾き手にとってときにその芸術性の高さゆえに手ごわさも感じさせる師アルカンヘルと比較すると、 おおらかで明るく人間的なぬくもりがあり、それがこの作家の代えがたい魅力となっています。マルセロ・バルベロ・イーホ Marcelo Barbero Hijo2002

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《国産クラシック 中古》

三浦隆志(2000年 650mm、松、中南米ローズ)
伝統的なスペインギター工法を基礎としながらも、持ち前の進取の気性でダブルトップなどニュータイプの製作法も実践し、それぞれ高い評価を受けている製作家です。
スペイン、グラナダの名工アントニオ・マリンの世界最高水準と言われるセラックニス塗装の技術を受け継ぎ、国内ではやはり比類のない精度を誇る氏の楽器は、現在では多くのギタリストや愛好家から高い支持を受けています。
本作はそのスパニッシュ的な美学が十分に感じられる、明るく抜けの良い響き、まさにグラナダ直系の味わい深い一本。
三浦 隆志  Takashi Miura2000
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中出敏彦 マスター200(2009年 650mm、松、中南米ローズ)
兄 の輝明に一歩先立つ形で独立し工房をスタートさせた敏彦氏。やはり兄同様にエルナンデス・イ・アグアドに師事し、そのスペイン的な感性を自らの製作の土台 とした力強い作風で人気を博しています。当楽器は氏の熟練の極みともいえる高級機種Master200。良材を使用し見事な造作で仕上げた一本です。やや 硬めの剛健な響きが特徴ですが、そこに日本人らしい繊細な表現力が備わっているのも人気たる所以でしょう。
中出 敏彦 Toshihiko Nakade2009
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中出輝明 CA(1968年、660mm、松、ローズ)
中出阪蔵氏の長男による工房独立直後の若き日の作。スペインの名工エルナンデス・イ・アグアドに学び、その美学を十全に吸収し自らの感性と融合させ、実に素直で弾きやすい楽器に仕上がっています。
製作後50年を経た楽器ゆえの滋味も感じられますが、全体にこの作家ならではの温かく凛とした響きが印象的。
表面板の打痕タッチアップ処理のほか全体に適切な再塗装が施されており、状態は良好。巨匠若き日のつつましくも確かな自負が感じられる一本です。中出 輝明 Teruaki Nakade1968