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新着楽器と入荷予定のご案内

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《輸入クラシック 新作入荷予定

carlosjuanbusquiel名工ロマニリョスの薫陶を受けた注目期待の製作家、本邦初登場!

カルロス・ホアン・ブスキエール(650mm、松、中南米ローズ)

カルロス・ホアン・ブスキエール Carlos Juan Busquiel

4月1日入荷致しました。
紹介記事掲載の特設サイトをご覧ください。

自 らが演奏するためのヴァイオリンづくりから製作の世界に入り、後にカディスの製作家ラファエル・ロペス・ポラスとの出会いからギター製作に転向。そしてロ マニリョスとの決定的な出会い。自らギターの演奏を能くし、ヴァイオリン製作時代には名器ストラディヴァリウスを研究。
ギター製作に転向後はトーレスをはじめとする数々の銘器を実地に研究し、スパニッシュギターのあるべき姿を探求してきました。
今回初入荷となる本作は当店アウラと日本のギターユーザーのために特に良質な材を厳選したと製作家自ら言い切る力作となっており、まさに入魂の一本。伝統の響きの中にフレッシュな息吹を存分に感じさせる、愛すべきギターに仕上がっています。

《輸入クラシック 中古》

エンリケ・ガルシア(トルナボス入り 1921年 645mm、松、中南米ローズ)
エンリケ・ガルシア  Enrique Garcia 1921バルセロナ派の祖とされる稀代の名工 なんとフランシスコ・タレガゆかりの一本が完全オリジナルで入荷!製作から95年を経た楽器としては、この作家の中でも出色の美品です。
タレガ所有の数本のトーレスのうち最も愛奏したといわれる1864年モデルをベースに製作。彼の弟子のひとりアギアーガのために用意したとされ、実際本人 が所有していたもの。製作家の晩年にあたる1921年作となっており、特徴的なヘッド彫刻をはじめ、この作家の造作における卓越した美的センスを存分に感 じることのできる一本です。
サウンドホールにはトルナボス(共鳴筒)が装着されており、音響における深いパースペクティブが実現されていると同時に、もととなったトーレスの幽遠な音 色に比肩しうるほどの音楽表現における達成がなされており、まさに逸品。20世紀前半のスペインギターの最重要人物の一人であると同時に、現代においても いまだアクチュアルな意味を持つ銘工の、状態、音色、演奏性ともに最良の一本。ぜひこの機会をお見逃しなく!

《輸入クラシック 中古入荷予定》

アルカンヘル・フェルナンデス(2011年 650mm、松、シープレス)真 のマドリッド派名工とされる作家による、そのキャリアラストの年に製作された貴重な一本。まるで原点に立ち返るかのような、横裏板にシープレスを使用した クラシックギター。氏のキャリアにおいてクラシック用に製作されたシープレス仕様の楽器はわずかに2本のみとなっており、年齢による衰えなどみじんも感じ さないままに製作から退いだ名工の、スパニッシュギターの最高の達成を見ることのできる一本です。
実際の製作は2015年ですが、氏が1968年よりストックしていた良材を今回の一本のために選定、そのためラベルには製作家のこだわりから1968年と記されています。
スペインの製作家の中でも特にその材の選定においては異様なまでのこだわりを見せていた氏だけに、外観からもその審美的センスが十全に感じられる仕上が り。その歴史的価値だけでなく、ギターにおける音楽表現を追求するすべての奏者にとってもはや見過ごすことのできない製作家、白眉の一本です。

LINEマルセロ・バルベロ・イーホ(2004年 650mm、松、中南米ローズ)名 工アルカンヘルの薫陶を受け、父バルベロ1世を通じて受け継がれたマヌエル・ラミレスの伝統を見事に昇華したマドリッドの名工。気品と豪壮、繊細さと荒々 しさ、音響におけるバランス、そして音楽的表情の深さなど、スパニッシュギターのエッセンスが詰まったとさえいえる楽器は年を経るごとにその完成度を 増し、確実にスペインの次代を担う者として衆目の一致するところでしたが、2007年に63歳で亡くなります。
ギター製作界においては夭折とさえ言いたくなるほどにその死が惜しまれ、その後もますます評価と人気が高まっている作家となっています。
本作はほぼ晩年と言ってよい2004年製作。弾き手にとってまた聴き手にとってもその芸術性の高さゆえに晦渋さも感じさせる師アルカンヘルと比較すると、 おおらかで明るく人間的なぬくもりがあり、それがこの作家の替えがたい魅力となっています。今回は師アルカンヘルの最後となる貴重なクラシックギターも同 時入荷!マドリッドの素晴らしさを体感できるまたとないラインナップ、ぜひこの機会をお見逃しなく!

LINEカズオ・サトー(アルト プレリュード 2004年 530mm、松、ローズ)

カズオ・サトー アルト KAZUO SATO  ALTO

イ ギリスの名工デビッド・ルビオの工房にて直弟子として働き、その後独立しドイツの工房で製作を続ける日本人製作家。それぞれの郷土的、製作家的バックグラ ウンドを十分に感じさせ、柔軟な現代性と伝統的な職人気質とをあわせもった作風は世界中で評価され、国内でもジャンルを越えて多くのユーザーを獲得してい ます。今回入荷は氏の普及ラインながらやはり精巧な仕上がりが秀逸なアルトモデル。ほぼ新品同様の状態です。

《国産クラシック 新作》

長崎祐一(35号 650mm、松、ローズ)

長崎 祐一  Yuichi Nagasaki 35 20161962 年生まれ。国内の製作コンクールでいくつかの賞を受賞し、30年以上のキャリアを持つ製作家の、円熟のはじまりと同時に若々しさも感じさせる新作が入荷い たしました。全面セラックニス仕様でコストパフォーマンスのよさもさることながら、明るく、のびやかで、弾きやすくストレスのない発音はすでに独自の個性 を確立し始めている氏ならでは!トーレスを基調とした「伝統的」なスタイルにより、スパニッシュギターの品をも感じさせる一本に仕上がっています。

《国産クラシック 新作 入荷予定》

尾野薫(ブーシェモデル 645mm、松、ローズ)  国内ギター製作界の雄 尾野薫による評価の高いブーシェモデル新作が近日入荷です!
故稲垣稔氏が愛用した1960年代ブーシェの綿密な研究より生まれ、すでにこの製作家の定番モデルとしてもユーザーからは認識され始めているギターです。
師であるアルベルト・ネジメからアントニオ・マリン、そしてブーシェへとつながってゆくその系譜を見事に跡付ける一本。

桜井河野(マエストロ 640mm、松、中南米ローズ) 手工品として国内最大のシェアを誇る、ジャパンブランドの最高峰、その最上位モデル Maestro 特別オーダー品が入荷です。640mmのショートスケール、20フレットを装着し、5、7フレットにポジションマークを取り付けた、ユーザーのニーズに対応した一本。

込山修一は明るい音色で十分な音量を備えており、トーレスを基調とした仕様はとても弾きやすく鳴らしやすい感触。様々なジャンルに対応できる柔軟さは、様々なカテゴリーの音楽に親しんできた氏ならでは。最新作が近日入荷予定です。