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23.人前であがってしまう
人前ではあがってしまい、手がふるえてうまく弾けないとか、発表会に参加したくないという方がいます。 外見はともかく、何も不安なくステージで弾けるという人はほとんどいません。 プロの演奏家でも人前では大きなプレッシャーがかかります。 20世紀の代表的なヴァイオリニストであるオイストラフが心臓発作で倒れたのもコンサートの後ですから、超一流の演奏家でさえステージで緊張を強いられるようです。 あがりさえしなければ、コンクールでも実力を出し切ることができるのに。 実は、この問題は、ヴァイオリンのような繊細な指を必要とする楽器については、かなり研究されています。 いずれ別のコーナーでまとめたいと思いますが、いくつかポイントがあります。 十分に練習を重ね、きちんと弾けるという自信をつけることは、もちろん大切です。 でも、それだけに頼るのでは無理があります。 ひとつには姿勢の問題があります。 普段からギターを押さえ込んで体の自由がきかない状態で弾いていませんか?  本番ではよけいに力が入り、体中が硬くなって、音楽の流れが止まってしまいます。 そうすると指の動きも滑らかさを失い、音をはずしやすかったり、思うようにポジションの移動ができません。 ちょっとギターを持たずに弾くまねをしてみてください。 力はいらないし音は出ないのですから、自由に曲のイメージをふくらませることができます。 でも、意外に「弾きにくい」と感じませんか? もし感じるようであれば、まだ楽譜や指の動きがよく刻みこまれていないことになります。試してみてください。 それから、聴いてくれる人に、何かメッセージを送るつもりで弾くこと。これも大切です。 「とにかく間違えないように」「なんとか最後まで弾こう」という気持ちにとらえられてしまうと流れに乗れず、リズムがなくなってしまいます。 誰かあなたが好きな人に弾いてあげる気持ちで練習してみてください。 気持ちが自分の中に閉じこもってしまわないように心がけていると、きっと良い結果が得られるでしょう。
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