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11.暗譜が苦手
楽譜を見ずに弾くことを暗譜といいます。 何回か練習するうちに暗譜できてしまう人もいますし、まず暗譜してしまわないと、最後までとおして弾けないという人もいます。 暗譜が苦手という方は、どちらかといえば初見(初めて見る楽譜を弾く)が早い傾向があるようです。 無理に楽譜を覚えようとせずに、何度も練習するうちに自然に覚えてしまうというのがよいと思います。 練習方法として望ましくないのは、楽譜を見たり手元を見たりしながら、数小節ずつ弾くことです。 もちろん、最初はそうなりますし、難しい場所だけ取り出して練習するときはそれでよいのですが、ある程度たってもとぎれとぎれの練習を繰り返していると、なかなか通して弾けるようになりません。 それは暗譜しにくいということでもあります。 新しい曲に取り組むときは、まず楽譜を読みましょう。ざっとでもよいのです。 どこが難しそうか、押さえにくそうか、ポジションはどの位置をとるか、など確認してから弾くと、ギターを手にしたときにかなり違う感じがするはずです。 そして楽譜を見ながら弾くときは、なるべく手元を見ずに楽譜を見ましょう。 左手は考えながらゆっくり手探りすると、だんだん初見が苦でなくなってきます。 ポジションを移動するときだけ左手を見てください。 そうしてしばらく練習したら、楽譜を見ずに弾いてみます。途中で忘れてかまいません。 止まったところで楽譜を確認します。何回やっても同じところでつっかえるときは、集中的にその部分を練習します。 たいてい、難しい部分を取り出すと、時間にして数秒程度です。 これをゆっくり20回繰り返したとしても、5分もかかりません。50回もやれば手が覚えてくれます。 全曲を50回繰り返すのは大変でも、部分的に取り出せば、5分や10分でできてしまいます。 手の力を抜いて丁寧にゆっくり繰り返し、最後にちょっとだけ早く練習する。 これを繰り返せば必ず手は覚えてくれます。 しかし、手が覚えればおしまいというわけではありません。 手がおぼえているだけだと、発表会など、緊張する場面では突然止まって、立ち往生ということがあります。 人前で弾くときは必ず楽譜にもどって、重要な運指のポイントや、曲の流れを確認しておく必要があります。 「たとえ止まってしまっても、どこからでも弾き直せる」という自信があると、失敗しないものです。
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