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5.爪の削り方
ギター演奏の特徴に、自分の爪を使うということがあります。 爪の削り方は、とくにこう削らなくてはならないという決まりがあるわけではありません。 演奏者のサウンドと密接に結びついていて、どういう音を求めるかによって削り方は変わります。 しかし、そうは言っても水準の音を出すのにいくつか守らなくてはならないことがありますので、独習の方を対象に少しお話しておきましょう。 以下の説明内容は先生によって見解が異なる場合もありますので、あらかじめご承知おきください。 1.まず道具ですが、ごく大ざっはに長さを整えるためにはツメ切りやはさみを使います。爪が硬い場合はひびが入ることもありますので、そのような方は荒いヤスリを使ってください。 2.形を整えるには、主に小型の金属ヤスリを使います。ステンレスの両面がヤスリになっていて、粗い面と細かい面をもつものが300円から1000円くらいで販売されています。安価なものでも充分使えますが、高級品の方が長期間切れ味が変わらないとか、持ちやすいといった違いがあるようです。 3.仕上げは耐水ペーパーという黒っぽい紙やすりを使います。800番前後を使う方が多いのではないかと思います。600番では少し荒めとなり、1000番ではかなり細かくて削り落とすような目的には向きません。 爪の長さは音に大きく影響します。 長いと硬質のしっかりした音になりやすく、短いとやわらかな響きになる傾向があります。 爪の厚さや質によっても異なりますので、自分にちょうどよい長さと弾き方を身につけるまでには数年かかると思います。 はじめは手のひら側から見て少し出ている程度の長さから始めたらよいでしょう。 指に沿って形を整えたら、削った面を耐水ペーパーで磨き、削りカスを除きます。 少しでもキズや凸凹があるときれいな音になりません。 最後に先端の表側と裏側を耐水ペーパーで仕上げて出来上がり。 この仕上げをいい加減にすると、いくら見た目にきれいに仕上がっていてもザラザラした音になってしまいます。(あまりツルツルにすると遠達性が失われるという演奏者もいます。) さて、音出しです。弦に触れて、爪にかかった瞬間、カチッというツメの音がしたら、削り方が悪いか、弾く角度や触れる深さなどが不適当か、どちらかです。 指の肉の部分から滑らかに爪に移行する角度を見つけてください。 角度と深さは音質に大きな影響があり、先生によって意見がかなり異なると思います。 いろいろ試して、あなた自身の音を見つけてください。
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