HOME練習のヒント初心者ガイド > 8.親指の爪はどう削る?
8.親指の爪はどう削る?
右手の爪の削り方は一応お話ししましたが、親指については多少異なる注意が必要です。 向きも使い方も他の3本とはかなり違いますから、当然と言えば当然です。 多くの教本に描かれている図や写真では、弦に当たる側をすり落とし、反対側を長めにするということになっています。 おそらくこの形に削る方が多いと思います。 しかし、これとは逆に弦に当たる側を長めに、反対側をすり落とすという削り方をする場合もあります。 そんなことをしたら、爪に弦がひっかかって汚い音になる、と想像されますが、タッチが違うとこれで良い音になるのです。 人差し指(i)、中指(m)、薬指(a)の使い方は、伝説のギターデュオ、プレスティ・ラゴヤの流れを汲む人々を除いては、おおむね一種類の使い方と言えますが、親指については二種類の使い方があります。 ひとつは親指をそらせて、爪の付け根に近いところから弦に触れるタッチ。 もうひとつは爪の先端部から先に弦に触れるタッチです。 この場合は、必ずしも弦に近い側の爪をすり落とす必要はありません。 もちろん、どちらもまず肉の部分から先に触れ、滑らかに移行するように爪の形を整える必要があります。 比率では後者の使い方をする方が多いように思います。 弾きやすく、良い音が得られればどちらでも良いわけですが、親指の使い方は単に指や爪の都合だけにとどまらず、右手全体のバランスに大きく影響がありますので、自分の手や爪の形に合うタッチを慎重に選ぶ必要があります。 どちらかと言うと親指は脇役的に考えられがちですが、一流ギタリストの多くは親指の使い方に長けていることを銘記すべきではないでしょうか。
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