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2.張りの強い弦は楽器に負担がかかるのでしょうか

張りの強い弦と弱い弦では6本合計の張力で5kg位の差があります。
この5kgの差で駒が飛んだり力木が剥がれると言う事は考えにくく、故障は張力が原因のトラブルではなく、木工の精度の問題だと思います。

ですからこの質問の答えとしては、たとえ古い楽器でも健康状態が良い楽器ならば、心配する必要はないということになります。
また、楽器の寿命との相関関係については、一般的な答えを見出すのは難しいと言えます。
なぜならどの時点が楽器の寿命かという事に関しては、人によって考え方が様々ですし、楽器自身にも体力の差があるからです。
概して見た目にもいかにも弱々しそうで、表面板の変形の大きい楽器は、張りの弱い弦でピッチを下げて弾いた方が良いといえますが、それ以外はむしろ音色の好みによって弦を選ぶ方が良いと思います。
(製作家 尾野 薫)


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