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9.普通のギターを左利き用として使えるでしょうか

左利き用のギターに関する質問はかなり多く頂きますし、手工品のご注文、普及品の左利き用への変更依頼もいただいております。

まず普及品の場合、左利き仕様のものは販売されていませんので、通常の楽器の調整変更をする事になります。
変更方法は単純に考えれば左利き用に弦の張り方の順番を逆にすれば良いのですが、高音弦と低音弦では太さも振動する時の振幅も違いますから、弦の両端の支えであるナットとサドルを直さなくてはなりません。

最も簡単な方法はサドルの骨板をひっくり返して差し込んで使用する方法ですが、厳密にはこれでは微妙な調整が取れません。
最低限、専門家が調整をし直すか(2000円程度)、出来ればナットとブリッジを新たに作る(1万円程度)方が良いと思います。  また、ギターの内部構造は最も鳴りやすい様な設計にしてある為、左右対称にはなっていません。

このため、弦の変更により楽器が壊れるというような強度的な心配はないものの、多少の音質の劣化は起きてしまいます。
しかし耳ではっきり聞き分けられるほど顕著ではありませんから、量産品に関してはそれ程心配する必要はありません。

ギターの中には、指板に傾斜をもたせて製作されたものもあり、これをそのまま左利き用に持ちかえると右手が弾きづらくなることがあります。
これを調整するには指板を削りなおしたり、貼りなおすという大手術が必要ですので、左利き用として用いるのは現実的ではないと思います。  左利きの手工品はオーダーメイドで製作可能ですのでお問い合わせ下さい。


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