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12.ホセ・ラミレスとギター弦の相性

コンデ・エルマノスに続き、ラミレス工房からコンサートギター弦が発売された。ラベルに往年のラミレスのラベルデザインを使用しているのがなつかしい。中の包装が雑なので多少不安があったが、弦そのものは良質である。コンピュータ制御により製作されている。

ホセ・ラミレス

 特徴楽器との相性テンション

ミディアム・
テンション
(青ラベル)

JoseRamirezClassicGuitarMedium

高音はクリスタル弦。低音弦は、伸びやすく、張ったばかりは異様なほど音程が下がる。しかし、安定するのにとくに時間がかかるというわけではない。今回試用した製品で見る限り、精度も良い。ラミレスがラミレスらしい音質で鳴る。あまり楽器を選ばない。

 

 

<良い場合>

高音弦はやわらかく、オーガスチンの黒を思わせる。低音弦はややくすんでいるが、しなやか。張った直後は全体にややまとまりに欠けるが、安定するとともにバランスがとれてくる。

<悪い場合>

音に腰がない。全体にぼやけた印象。6弦の音質が4、5弦と異なり、力がない。

 

張力

(kg)

直径

(mm)

1弦7.60.735
2弦5.90.84
3弦5.81.05
4弦7.30.73
5弦7.60.93
6弦6.61.11
40.7 

ハード・
テンション
(赤ラベル)

JoseRamirezClassicGuitarHard

高音はクリスタル弦。ミディアムに比べ、全体にしっかりしているが、張りがきつい感じはない。

<良い場合>

高音弦はやわらか目だが華やかさがあり、なかなか魅力的な音質。楽器によってはミディアムよりふっくらとした音で響く。しかし、腰がないわけではなく、強靭さも備えている。低音弦はミディアムより音に張りがあり、全体のバランスがとれている。オーガスチンに代わる選択肢とするユーザもいることだろう。

 

<悪い場合>

音がこもる。音色の変化に乏しい。低音に輝きが足りない。

 

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