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製作の過程 / 尾野 薫 工房にて(3)

● 表板
写真17は表板のはぎです。
表板、裏板は一般的に二枚の板をはぎ、左右の木目が同じになるようにします。
一冊の本の真ん中のページを開いたような木の使い方を、book matchといいます。

● 横板
写真18は横板の曲げです。
横板もbook matchですから左右の板で曲げる方向が違ってきます。
木によっては左右で曲げやすさに差があり、手で曲げると正確に左右同じ形にならないものがあります。古い楽器を遠くから見ると左右対称でないものが多く見られます。

● 裏板
写真19、20は裏板の補強材の接着です。
圧締方法は、これ以外にもクランプを使ったり、ねじの力を利用した方法もあります。表板の力木も同じ方法で圧締します。

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● ぺネオスの接着
写真21、22、23はペオネスの接着です。
ペオネスはかなり古くから使用され形も色々あります。ライニングという細長い板を先に横板に接着してから表板を付ける方法もあります。

写真24は裏板の力木の成形です。豆鉋やペーパーで仕上げておきます。

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