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スペイン伝統工法で製作された楽器作品集
尾野 薫
 
profile
中学生の頃からギターを弾き始め、大学の木材工芸科在学中その知識を活かして趣味でギター製作を始める。
その後独学で製作を続け、1980頃よりアントニオ マリンの弟子のアルベルト・ネジメに師事し、 スペインの伝統的な工法を学び、本格的に製作を始める。
その後も伝統的な製作技法にこだわり、2001年にはロマニリョスの製作講習会にも参加する。
又、アルカンヘル・フェルナンデスが来日した時には製作上の貴重なアドヴァイスと激励を受けた。
彼は伝統工法と科学的な考察に基づく稀有な製作スタイルで、高い工作技術と一切の妥協を廃して作り上げられた楽器は 引締まった透明な音で、弾き込むごとに味わいが深まって行きます。
年間10本程度の楽器を製作しています。
 
尾野 薫 2017年 トーレスモデル 
 
尾野 薫 110号 2017年 ハウザーモデル
 
尾野 薫 90号 2017年 ロマニリョスモデル 
 
尾野 薫 2017年 ブーシェモデル 2017年
 
 
田邊 雅啓
profile
20歳の時、少年の頃より音楽と工作に興味を持っていた特技を生かしクラシックギターの製作を志す。
法政大学卒業と同時に、石井弦楽器工房にて石井栄氏に製作を師事、同工房にて自作品として140本近くを製作する。
その後2001年に渡欧し、各地の弦楽器工房を訪問すると共に、スペインのシグエンサに於てホセ・ルイス・ロマニリョスに師事。
そこで伝統的なスパニッシュギターの工法に触れ、そこに新たなる活路を見出して栃木県足利市に独立して工房を構える。
その後、ロマニリョスのマスタークラスで出会った尾野薫氏に師事しながら、製作研究に一年余を費やし2002年10月にロマニリョスモデルを発表。
その本格的な伝統工法による楽器は国内外の注目を浴び、海外ギタリストからの注文やNHKのテレビ取材・新聞紙上での紹介等、数少ない若手製作家として注目を浴びている。
2004年にも渡西し、再度工房を巡る。現在はギターショップアウラにて週末にリペアメンテナンスをしながら、名器の研究を重ね、理想の楽器を、音色を追求している。
 
田邊雅啓 Masahiro Tanabe 2018年 ハウザー Hauser I世モデル

 
田邊 雅啓 2016年トーレスモデル
 
田邊 雅啓 2016年 オーダー品
 
邊 雅啓 2014年 松・楓
 
 
アルベルト・ネジメ・オーノ
 
profile
本名、禰寝孝次郎(ねじめこじろう)1952年東京生まれ。
1974年國學院大学文学部卒業。1979年スペインに留学し、アントニオ・マリン・モンテロにギター製作を師事。
1988年にはチェコスロバキア・クツナホラ国際ギター製作コンクールにてグランプリを受賞。 その後〔現代ギター誌〕に「君もギタービルダー」を連載、第一回アマチュアギター製作コンテスト審査員、 スペインにて第7回コリアギター講習会参加、ギター製作家in八郷審査員、2005年には〔スペイン式クラシックギター製作法〕を 現代ギター社より刊行する等、執筆や後進の指導にも力を入れている。
日本弦楽器製作者協会会員。
 
アルベルト・ネジメ・オーノ 2016年 100号
 
 
禰寝 碧海
profile
禰寝碧海(ねじめまりん)1986年生まれ。
日本に伝統工法を根付かせ、その作品を以て再認識を促した製作家の禰寝孝次郎氏のもとに生まれる。
幼少より音楽と工作に興味を持ち、2009年自由学園を卒業後にギター製作の道に専心することを決意。
何度かの訪西の後、2012年9月には長期間グラナダに滞在し、父の師匠でもあるアントニオ・マリンに師事。
「伝統」の重みへの敬意と探究心、そして「個性」を注ぎ込むことに躊躇しない若々しい冒険心が相俟った作風は高い評価を受けている。
将来を嘱望されている現代日本の若手製作家の一人。
 
ネジメ・マリン 2017年 70号
 
ネジメ・マリン 2017年 フレドリッシュモデル
 
ネジメ・マリン 2017年 70号 コンクール入賞ギター
 
 
栗山 大輔
profile
東京造形大学在学中に独学でギター製作を始める。 
卒業後の2003年楽器店に入社し販売、修理に従事。
その間も製作を継続し、2010年より尾野薫氏の工房にて直接指導を受けている。
現在年間6本程度の楽器をスペイン伝統工法により製作している。
 
栗山 大輔 2017年 トーレスモデル 
 
栗山 大輔 2017年 ハウザーモデル 
 
栗山 大輔 80号 2017年 バルベロモデル
 
栗山 大輔 2015年 60号 D.エステソモデル
 
清水 優一
profile
1980年、東京府中市生まれ。 
ギター製作専門学校を卒業後、19歳の時、河野ギター製作所に入社。
桜井正毅氏の下でクラシックギター製作の基礎を学ぶ。
2013年の退社後、1年9か月間の研究期間の間に渡西しスペイン各地の工房を訪ねて研究を重ねる。
現在は禰寝孝次郎、尾野薫両氏からもアドバイスを受けながらスペイン伝統工法にて製作をしている。
 
清水 優一 2016年 60号 ロマニリョスモデル
 
 

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