ギターショップアウラ併設のアウラ音楽院の講師は、現役でも活躍しているプロギタリストです。
今回講師陣に名を連ねるギタリストに、「どのような弦の組み合わせで使っていますか?」というアンケートを実施。
実際の演奏現場で、「その選ばれた弦」は、演奏者の気持ちを音に変換し、聴衆へダイレクトに音楽を届けています。
実践的なデータとして、弦選びの参考にして頂ければと思います。
東 隆幸講師
使用弦
プロアルテノーマル
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製品管理が比較的しっかりしていて安定しているから。今はかなり値上がりしてそうでもないですが、少し前まではコストパフォーマンスも抜群でした。
天野 貞治講師
使用弦
ルシエール青
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価格 音 寿命等総合的に判断しての結果
榎本 裕之講師
使用弦
高音弦 プロアルテ・ノーマル
1,群を抜いて一番大切な音程が正確。
2,この弦のノーマルの張力(他の弦との平均値で比べて)が他弦のローテンションに準じる位の低張力であるのに、良く鳴り左手の負担も少ない。
3,音質にクセがなく比較的楽器を選ばずに使え、張力の関係で
余韻が長めになる。
4,リーズナブルな価格。
低音弦 オーガスチン赤
1,明るく華やかな音質で良く歌い、柔軟さがある。
2,豊かな音量
3,比較的楽器を選ばずに使え、中くらいのテンション
4,リーズナブルな価格。
大谷 環講師
使用弦
低音弦 サバレス:カンティガ ノーマルテンション
高温弦 ハナバッハ
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音程の良さと、ハズレの少なさ。
大坪 純平講師
使用弦
1 サバレス ニュークリスタル ハイテンション もしくはオーガスチンリーガル
2 サバレス ニュークリスタル ハイテンション もしくはオーガスチンリーガル
3 サバレス アリアンス 赤
4 サバレスカンティガ 青 もしくは赤
5 サバレス カンティガ 青 もしくは赤
6 サバレス カンティガ 青 もしくは赤
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自分の楽器との相性というところが1番ですが、ピッチの正確さと耐久性でサバレスカンティガ・ニュークリスタル、アリアンスをよく使います。
1弦・2弦はコンサートのプログラムによってオーガスチンのリーガルに変える事がありますが、基本的にはニュークリスタルです。
3弦は和音のバランスを取りやすくするためアリアンスに。
低音弦は基本的にハイテンションを張っていますが、アンプリファイズするタンゴ五重奏に出演する際は、ノーマルテンションに変えています。
大野 元毅講師
使用弦
低音弦カンティーガノーマル
3弦 アリアンス ノーマル
2弦 セシリア LOWーS
1弦 セシリア LOWーS
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あまり強いテンションの弦が好きでないことと、3弦はナイロンだと太すぎて音の明瞭度がない、コラムの低音の音が好きなのでこの組み合わせになっています。
因みに10弦は弦長が660なので負担を減らす意味でハナバッハの黄色を使っています。
小原 覚講師
使用弦
サバレスピンク
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僕はブリッジに近い方で弾く為、張りが強い弦は、指に負担がかかりすぎるので、やわらかい弦を使用してます。
難点は、4弦が切れやすい事。本番のコンサート等の時は、4弦だけオーガスチン(赤)を張る事が多いです。
菊原 剛講師
使用弦
クラシック プロアルテノーマル
フラメンコ サバレス赤
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プロアルテノーマルEJ-45
特に特徴はないが精度はよく、マイク通してアンプで出す場合音が作りやすい。
サバレス赤
だれるのが早いが、だれた時の音が好き。精度がよい。
使用弦
低音弦オーガスチン・赤
3弦プロアルテ・ハード
2弦プロアルテ・ノーマル
1弦プロアルテ・ノーマル
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プロアルテ高音は癖がなくサスティーンが長い楽器と相性がいい気がしています。
ウルフトーンの関係で3弦は張りが強くないとビビるためハードを使用しています。
低音弦は柔らかくなく硬くもなく右手にかかるテンションが気に入っているためオーガスチン赤です。
佐藤 洋平講師
使用弦
低音 プロアルテ EXP ノーマル
高音 プロアルテ ノーマル
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低音弦が高音弦に与える影響が一番理想に近かったからです。
全て、バラで購入致します。
仙田 雅子講師
使用弦
低音 サバレス コラム ハイテンション
3 サバレス アリアンス ノーマルテンション
2 サバレス アリアンス ノーマルテンション
1 サバレス ニュークリスタル ノーマルテンション
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サバレスはキラキラ感が出るのと、チューニングが安定しやすいので愛用しています。
低音弦はズンとした重みが出るコラムのハイテンションに、1弦はアリアンスだときつい音になるのでニュークリスタルにしています。
高橋 まさひろ講師
使用弦
低音弦オーガスチン赤
高音弦サバレスアリアンス赤
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伴奏ギターしか弾かない私のチョイスです。「弦に過酷な現場」の意見としては、昔は無難に「ダダリオのJ45」でしたが、今は「オーガスチンの赤」です。音も大きく、値段が安い。昔よりも音程がイイ、のでライブのたびに張り替えて使っています。1~3弦はフロロカーボンを試しています。
谷川 英勢講師
使用弦
低音 サバレス カンティガ 青
3 サバレス アリアンス 青
2 サバレス アリアンス 青
1 ダダリオ プロアルテ ノーマル
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色々な弦の組み合わせをした結果このセットが1番バランスが良くて気に入ってます。
低音弦のカンティガは音の通りが良く、ある程度長持ちすることからこれを選んでます。2、3弦は悩む所ですが、自分の場合ナイロン弦を張ると音がこもりがちになるのでカーボンを使用しています。1弦は2、3弦とは逆に太く芯のある音を出すのが難しいのでナイロンを色々試した結果プロアルテが1番イメージに近かったという理由で選びました。
中島 晴美講師
使用弦
セシリアハードSET
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以前は3弦だけは細く反応の良いサバレスを愛用していたのですが、ここ数年痩せて、指も痩せたので、太めのセシリアのセットにしています。まったりした音立ちで、私のフレタ1世には響きが合うようです。ハードテンションは指を離したときのノイズが少ない気がします。
濱口 仁邦講師
使用弦
低音 オーガスチン青
高音 オーガスチン インペリアル
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低音 芯があって力強く鳴ってくれること
高音 艶があって柔らかい音、ほどよい張りの強さが気にいってます。
林祥太郎講師
使用弦
低音 オーガスティン 赤
3 サバレス アリアンス (カーボン弦)
2,1 プロアルテ ノーマルテンション
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3弦にカーボン弦をよく使用します。楽器によっては3弦の音質が不鮮明でバランスが悪い場合が多いので、比較的鮮明で音量のあるカーボンを選んでいます。ただナイロン弦に比べると若干音色の変化をつけにくいところがあります。
渕崎 昭彦講師
使用弦
低音 サバレス赤
高音弦 ルシエール(ミディアム)音弦
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理由は 今の楽器とのバランス 相性が良く、
伴奏などで使用する時に 立ち上がり良く鳴ってくれるという面と、交換回数が多いことからコスト面の両方で考えていますが、
今も様々試しており 試行錯誤しています。
保科 篤志講師
使用弦
AURASET
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1. 師匠である稲垣先生が勧めてくださったし、師匠自身も使っていたので
2. いろんな他の弦を使ってみたが、音の線が(芯が)細く物足りないと感じたりツヤがありすぎるなど満足できず、結局ここに落ち着いた。
曲 健一講師
使用弦
低音 オーガスチン青
高音 オーガスチンリーガル
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低音弦はコンサート会場での音量や音圧を稼ぐため、高音弦はピッチの安定と自然リバーブを稼ぐため、この組み合わせを使っています。
益田 正洋講師
使用弦
低音 サバレス・カンティーガ赤
3 サバレス・アリアンス赤
2,1 サバレス・ニュークリスタル赤
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音程が安定している(=つまりクオリティにばらつきがない)こと。
テンションが過度に強くないこと。(全体の張力が40キロを超えない)
現在使っているギターとの相性がよいこと。高音に透明感があり、低音は輝きのあるクリアな音質であることetc.
森 淳一講師
使用弦
オーガスチン赤
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例外として佐藤一夫さんの楽器はプロアルテ、韓国のオム・テチャンは現代的なので
サバレスの新製品などを試して
います。
森田 綾乃講師
使用弦
低音 ハナバッハ
高音 サバレスアリアンス
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楽器、爪、弦のトータルバランス
曲に相応しい音を出す為の反応の良さ
テンションはノーマルで過不足ないと思っています。
低音は、ブイブイ言い過ぎず、落ち着きすぎもしない気がするので。高音も、キンキンせず(たまにありますが弾き手の問題)鈍すぎもしないで、ちょうど良いと思っています。
柳 真一郎講師
使用弦
低音 オーガスティン赤
高音 ハナバッハノーマルテンション/プロアルテハイテンション
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癖が無く音程がしっかりしているから。低音はオーガスティンが音に伸びがあって良いと思います。使用している楽器の製作者おすすめだから。弦は同じ「~テンション」という表記でもメーカーによって硬さに(重さに)違いがあるので気を付けて選びたいです。