4.弾く人によって音はかなり違う
ギターの音は、弾く人の技量、爪の削り方、爪の硬さ、皮膚の状態等に大きく左右されます。 強いタッチのときに力強い張りのある音が出るギターは、繊細なタッチの奏者では良さを生かすことができません。 逆に繊細さを身上とする張りの弱いギターを強いタッチで弾いたのでは、ぶちこわしになってしまいます。
5.いわゆる「選び方」は参考程度にする
現在、ネックの反り等の基本的な性能に問題があるようなギターが店頭に並ぶことはまずありません。
調整の必要が生じても、経験を積んだ製作家にまかせれば、ほとんどの場合解決できます。
やはり、最終的には音に納得できるかどうかです。
他の人の意見もあくまで参考として聞くべきで、納得がいかないまま決めてしまうことは避けましょう。
6.選ぶ場所によって響きは変わる
ご自宅の別の部屋で弾いたとき、印象が変わることに驚かれたことはありませんか。
はじめて行く店で、いきなり弾いて適切な選択をするというのは、なかなか難しいことです。
できれば何回か通って、冷静な耳で選びたいものです。