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一般的な注意点

1.自分の好きな音のイメージをはっきり持つ
次々にギターを弾き比べてみるだけでは、だんだんどれがよいのか分からなくなってしまいます。
つきつめたときに自分はギターのどんな音にひかれるのかということを、頭のどこかに置いておくとよいでしょう。

2.他の人にも弾いてもらう
自分で弾いた印象と、少し離れたときの印象が、かなり異なる場合があります。
自分でしっかりした音を出せない場合はもちろんのこと、決める前に他の人に弾いてもらって、聴いてみられる ことをおすすめします。

3.張ってある弦が違うと響きが変わることがある
弦の種類と張ってからの期間も、異なった印象を与える要素のひとつです。
新しい低音弦は明解な鳴り方をしますが、逆に高音弦は落ち着くまで伸びるため、初めはむしろぼやけた響きと なります。
低音弦は消耗しやすいので、早ければ張って数日で音の輝きを失ってしまいますが、その時点の方が響きが落ち 着く場合もあります。
メーカーよってもかなり差が出ることがありますので、参考に「弦はどれを選んだらよいか」をご覧下さい。

4.弾く人によって音はかなり違う
ギターの音は、弾く人の技量、爪の削り方、爪の硬さ、皮膚の状態等に大きく左右されます。 強いタッチのときに力強い張りのある音が出るギターは、繊細なタッチの奏者では良さを生かすことができません。 逆に繊細さを身上とする張りの弱いギターを強いタッチで弾いたのでは、ぶちこわしになってしまいます。

5.いわゆる「選び方」は参考程度にする
現在、ネックの反り等の基本的な性能に問題があるようなギターが店頭に並ぶことはまずありません。
調整の必要が生じても、経験を積んだ製作家にまかせれば、ほとんどの場合解決できます。
やはり、最終的には音に納得できるかどうかです。
他の人の意見もあくまで参考として聞くべきで、納得がいかないまま決めてしまうことは避けましょう。

6.選ぶ場所によって響きは変わる
ご自宅の別の部屋で弾いたとき、印象が変わることに驚かれたことはありませんか。
はじめて行く店で、いきなり弾いて適切な選択をするというのは、なかなか難しいことです。
できれば何回か通って、冷静な耳で選びたいものです。


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