アウラのホームページのビジターの皆様こんにちは。僕はマドリード在住のギタリストで、高木真介(まさゆき)といいます。これから時々、ギターに関することを中心に、スペインの情報をお伝えしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
今回は、5月にマドリードで行われる、『春のアンドレス・セゴビア国際ギター・フェスティバル』に関してお伝えします。今年で13回目になるこのフェスティバルは毎年この時期に行われる恒例の行事です。毎年バラエティに富んだプログラムですが、今年も例年のように、ソロだけでなく、重奏、室内楽やオーケストラとのコンチェルトなど、内容は以下のとおり、盛りだくさんです。
1)”TRIO CARDOSO”(ギター三重奏)
/5月6日・イタリア会館 -イタリアのギター三重奏団。プログラムは、現代音楽が中心。
2)”EDUARDO ISAAC”(ギター・ソロ)
/5月7日・フランス会館 -アルゼンチン出身のすぐれたギタリスト。タンゴを中心に置いたプログラム。
3)”TRIO DIABELLI”(フルート、ビオラ、ギター)
/5月14日・フランス会館 -ウィーンから登場の室内楽団。
4)”DUO ASSAD”(ギター・デュオ)
/5月19日・フランス会館 -去年のフェスティバルにも出演し、大盛況だった。今回もマドリードの聴衆を興奮させてくれることでしょう。
5)”FRANCIS KLEYJANS”(ギター・ソロ)
/5月26日・フランス会館 -自身のソロ作品を演奏します。
6)”ORQUESTA DE CHAMARTIN + F.KLEYJANS + CUARTETO DE GUITARRAS-ANTARES-“
/5月29日・国立音楽堂 -クレジャンス自らソリストとして、自作のコンチェルトを演奏します。その他、スペインのアンタレス・ギター・クワルテットが、オーケストラと、トローバのコンチェルト・イベリコを共演します。
いつも楽しませてくれるアッサド兄弟はもちろんのこと、クレジャンスのソロ及びコンチェルトが今回のフェスティバルの目玉でしょう。それから、実力派のイサークのお国自慢のタンゴの演奏もとても楽しみです。最終のコンチェルトのを除いて、どのコンサートも比較的こじんまりしたホールで行われます。また、入場料も1000円前後と言った安さが魅力的です。
と言うわけで、今回はこれでおしまいです。また近々新しい情報をお伝えする予定です。
それでは皆様、ごきげんよう。
高木真介(タカギマサユキ)