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12.フェリーペ・コンデとギター弦の相性

フェリーペ・コンデ

  特徴 相性が良い場合 相性が悪い場合

ノーマル・
テンション

CondeElmanosFlamencoNormal

 

スペインのフラメンコギター工房として有名なコンデ・エルマノスが発売を開始したフラメンコ弦。米国製で、コンピュータ制御により製造されている。製品番号は870、880がそれぞれミディアム、ハードとなっていることから、860はロー・テンションと位置づけられているようだ。
他のクラシック用とはかなり異なる乾いた音質をもっている。 好みにもよるが、これはこれで個性が楽しいセット。
高音は、色彩感や豊かさに欠けるが、歯切れがよく、暗めの乾いた音質。飾らない鳴り方には、それなりの良さがある。低音は、輝きは無いものの、ばねのきいた太さがある。 表情に欠ける。1弦と2、3弦の音質に差がある。低音は鈍重で、輝きがない。全体に沈んだ響き。

880
ハード・
テンション

CondeElmanosFlamencoHard

ノーマルテンションと同じ傾向だが、全体に太目のしっかりした音であり、高音はノーマル・テンションより透明感がある。張りはハードテンションというほどきつくない。高音はクリスタル弦。低音はしっかり作られていて強靭。 太く、硬めの乾いた音質。色彩感や輝きはあまりないが、この方がフラメンコ用として好ましいとする見方もあるだろう。 表情に欠ける。1弦の音質が硬い。4弦のハイポジションの音にクセがある。

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